基礎ゼミII,IVの紹介~生命・環境のデザイン

こんにちは!創生学部2年の伊藤大輝です。

 

10月20日と21日には新大祭がありました!

新大祭は毎年お笑い芸人のライブやアーティストによるコンサートなどが行われており,今年も多くのお客さんで賑わっていました!

もちろん模擬店も多く出店しており,普段の大学とは違う雰囲気でとても楽しかったです♪

 

それでは今回は,基礎ゼミII,IVの「生命・環境のデザイン」について紹介します!

基礎ゼミII,IVとは

基礎ゼミII,IVは,基本的には前期に行われた基礎ゼミI,IIIと同様に,創生学部の1年生と2年生が一緒になって行われるゼミです。

しかし基礎ゼミI,IIIのときは最終的な成果をポスターにまとめて発表会を実施しましたが,基礎ゼミII,IVでは学修の成果を個人レポートやグループレポートにまとめることになります。

そのため,基礎ゼミI,IIIで身につけた知識やスキルをさらに発展させ,さらに論理的な文章を書く力などが必要になってきます。

 

生命・環境のデザインについて

生命・環境のデザインとは,その名前の通り,主に農林業や生物多様性について考える生命分野と,気候変動や生態系について考える環境分野で構成されているゼミです。

このゼミの目標は,ローカルな問題でもあり,同時にグローバルな問題にも繋がっている,人間社会と環境との関わりについての課題を設定して,解決に向けた提案を行うことです。

まず前半はグループごとに関心のあるテーマについての英語の文献を読み,後半は一人ひとり課題を設定して個別レポートを書き上げていきます。

 

私たちのグループは,「低炭素社会のデザイン」をテーマに,地産地消やフェアトレードに関する英語の論文を読んでいます。

実際の論文 (Kevin Morgan, 2010, “Local and Green, Global and Fair: The Ethical Foodscape and the Politics of Care”, Environment and Planning A 42 pp:1852-1867)

地産地消とは,地元で取れたものをその地域で消費することで,輸送にかかる燃料を節約し二酸化炭素の排出量を減らそうという運動で,フェアトレードとは,発展途上国で生産された農作物を先進国が買い叩くことなく,生産者が生活できるように公正な値段で取引しようという運動です。

この2つの運動は一見,どちらもいいことのように思えますが,実際はこの2つの運動は相反するものなのです。地産地消は地元で完結させようとするものですが,フェアトレードは積極的に貿易しようとするものだからです。

自然環境と公正な取引のどちらを優先するべきなのか。そのような難しい問題をこの論文は投げかけていると,私は解釈しています。

 

私も英語は得意ではないので,この論文を読み始めたときはなかなか読み進められなくて大変でしたが,読み進めていくにつれて少しずつ読むスピードも上がっていきました。

今回のゼミの時間では,事前に読んできた論文の内容を確認し合い,またどうしても意味がわからなかった部分をみんなで教え合ったり,考えたりしました。ここで自分の理解が曖昧なところを解消することができるので,英語が苦手でも大丈夫です。

また,他のグループでは,海をテーマにして,海のプラスチック汚染について調べたり,環境史をテーマにして,マヤ文明と気候変動の関連について調べたりしています。ゼミの時間には発表をする機会もあり,他のグループが調べている内容も共有することができるので,自分の知らない領域の課題についても理解することができます。

 

最後に

「生命・環境のデザイン」では,基礎ゼミII,IVで英語の論文を読むことになります。

その理由の一つに,グローバルな視点を身につけるというものがあります。

普段グローバルな視点というものを意識することは難しいですが,この基礎ゼミを通して,生命や環境に関わる問題は世界で共通であるということを意識することができます。そのため,これらの問題を解決する際には,一つの国だけではなく,世界中の国々が一致団結していく必要があるのですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

伊藤大輝