教育の目指すべき姿とは?

皆さん、こんにちは!!2年の小西です!!

新潟はめっきり冷えてきて冬の始まりが近づいていますね。私は最近寒さに耐えられず、こたつを引っ張り出してきました。北日本は初雪も降ったようです。今年の新潟はどれだけ雪が降るのでしょうか。ちょっと心配をしている今日この頃です。

さて、今回は基礎ゼミⅡ・Ⅳの中から向山先生・内田先生のゼミの様子をお伝えしていきます。

この記事以前の「基礎ゼミⅡ・Ⅳ」に関する記事です。是非この記事と合わせて読んでください‼

基礎ゼミII,IVの紹介~生命・環境のデザイン

ネコを連れて……?

2018/11/30の回の担当班が発表している様子(掲載許可済み)

ゼミでの活動

現在は、中村高康・著「暴走する能力主義」(ちくま書房、2018年)を読み進めております。ざっとまとめると、新しい学習指導要領などがめざす能力主義に対して批判的に検討した内容です。

「能力」というものは、抽象的で厳密に能力を測定することはできず能力の指標は社会的に作られており学歴や試験などの評価のシステムは常に暫定的である。能力主義は暫定的であるため、それ自体を常に反省し、修正するという構造になっている、というのがこの本の中での主な主張となっております。

そして、ゼミ内のメンバーを7つのグループに分け6グループが「暴走する能力主義」の各章を要約し各グループが週ごとで当てられた章について発表を行います。最後の1グループが最後にこの本についての総まとめを行うという流れで活動を行っております。

  1. 要約を記したレジュメを基にその週担当した章の内容について発表する
  2. その章のわからないこと・各々の意見、レジュメについての質問を他のグループから受け付けて担当のグループが返答を行う
  3. 担当グループが設定しているその週の議題について討論する

同じく2018/11/30の講義の様子(掲載許可済み)

以上が現在の活動中の流れです。毎回学年を隔てずに積極的に発言・討論が交わされており前述のような内容を基にして各々の経験則や意見を学生が出しています。

第2回の講義では「暴走する能力主義」の第1章について読み進めました。

この回では

「大学入試において面接についてどう考えるか?センター試験で自分たちの何を見てほしいのか?」

という議題が学生から提示されました。

この議題では、推薦入試や後期入試で面接が試験科目だった人が体験談を挙げていました。

「自分は、面接の際に話すことを練習していた。それでしっかり試験官の質問に対応したが、それは面接で求められている能力を満たしているのか」

「練習したことが活かせるのは、求められている能力をある程度満たしているのでは?」

などというような意見が飛び交い、これらを基にした議論が交わされました。

毎回向山先生・内田先生のゼミではこのような活動を行っております。

このゼミに参加していて感じること

このゼミに私が参加していて思うことは、教育問題の解決の難しさです。このゼミで取り上げられている本の内容というのは、前述のように、日本の教育の現場における「能力主義」の問題点を主としております。

毎週討論を通して、教育現場における慣習で定着したものを変えることの難しさを考えさせられています。慣習というものをどこまで引継ぎ、どこから変革していくのかというのもこれからの時代考えていくべきことなのではないでしょうか。

 

さて、今回は以上となります。2018年もあと1ヶ月を切りました。やり残したことの無いように頑張っていきたいです。

それではまた次回!!

小西 凜太朗