教授 鳴海 敬倫TAKATSUNE NARUMI

リテラシー学修主担当

専門分野
機械工学・流体工学
研究室
工学部C棟
所属/前職
現在の所属: 新潟大学自然科学系(工学部)

略歴

新潟大学工学部機械工学科卒,同大学院工学研究科修了,東京工業大学で博士(工学)取得
企業(光学機器・医療機器メーカー)経験有.その後に,新潟大学工学部助手,講師,准教授,教授,この間にシドニー大学客員研究員.流体工学を専門としているが,普通の流体とは異なる動きをする高分子が溶けた流体や液晶のように電場などで動きを制御できる流体の挙動とその活用について研究を行っている.
最近は,医療との関連,食品との関連など,複数の分野が関連する課題に関する研究も進めている.
このような研究を介した専門教育の他に,工学部附属工学力教育センター長として,ものづくり全般に係わる教育や,学務担当副学長として,大学での教育課程の改善などに取り組んできており,その一貫として新潟大学における最も先端的な教育課程である創生学部の設置と教育に携わっている.

関心のある教育研究開発テーマ

テーマ1
ソフトマター(ドロドロネバネバした材料)の工業上などでの様々な活用のための研究(高強度または高機能なプラスチック材料の成形など)
テーマ2
高齢化に伴う嚥下(飲み込み)障害などに有効な食品の流動性の解明
テーマ3
流体工学を中心に,ものづくり技術の向上による産業の活性化

研究キーワード

複雑流体
Complex Fluid
機能性流体
Functional Fluid
流動制御
Flow Control
レオロジー
Rheology

関連リンク

流体工学研究室
http://fluidlab.eng.niigata-u.ac.jp

関心のある課題

  • 高齢化とQOL
  • エネルギー問題(自然エネルギーの活用)
  • 食と健康

学生時代からどのように課題発見・探求を続けてきましたか?
課題解決のためにどのようなアプローチをとりましたか?
どのような教育・研究をしてきましたか?

豊かな生活の実現を目指し,より効果的でより効率的な技術・機構(メカニズム)を開発することは,社会の重要な課題の一つです.メカニカルな技術や製品の開発・使用においては,多くの場合,流体が関わり,流れの活用や逆にそれによってもたらされる問題(抵抗)などを考える必要があります.また,流体の中にも,普通に扱っている水や油とは全く異なる性質を持つ液体もあります.例えば,生体内の関節液は,高分子を含み,関節軟骨を守る機能を有します.このような特別な機能を有する流体の工業上での応用と,そのメカニズムの解明に興味を持ち,これまで研究を行ってきました.工業技術の向上という観点での社会への貢献を考えた取り組みを,長年してきましたが,最近では,高齢化社会の到来に伴う介護食などに,どのような物性(機能)があれば,誤嚥などが防げるかというような観点での研究まで,流体の流れを中心に幅広いテーマで研究を進めています.このような研究を,学部学生,大学院生と一緒に進めながら,その中で課題の発見やその解決法を一緒にディスカッションしています.

創生学部の教員として挑戦したいこと

創生学部で行われる新しい学修課程の中で,自分の目標を明確に立てられ,それに向かって自ら学修できる人材を育成したいと考えています.また,あわせて多面的な物の見方が出来る人材を育てることにより,その学生が大学院また社会に進んだときに,他の学生や同僚を刺激し,相乗効果として,革新的な研究や仕事の活性化が進むことにつながると確信しています.

メッセージ

高校生

皆さんが社会に出て活躍するときには,広い視野で問題を把握し,解決するために更に必要なことを学修し,人と協働して総合的に課題を解決できる力が必要です.創生学部の新しい教育システムでは,このような力を確実に身につけられます.この学部で自分の未来を皆さん自身で創生しましょう.

高校の先生

課題探求活動などから自分の進む方向(キャリア)を考える教育を,高大で一貫して進めることが,これからの人材育成では重要です.高校で課題に対する意識が高くなり,さらに大学でもその意識で学修を続けたいと考える生徒さんには,創生学部はその高いモチベーションを更に伸ばせる教育課程として最適です.

企業他就職先

社会でまず必要とされる「自分の考えをまとめて論理的に伝える力」,「自分で考えて,主体的に展開出来る力」など,基本ではありますが,新しい創生学部の教育課程では,このような力を確実に育成して行きます.創生学部の教育に積極的にコミットしていただき,協働して人材育成が出来ればと考えております.