准教授 半藤 逸樹ITSUKI C. HANDOH

リテラシー学修主担当

専門分野
地球システム科学・未来学・数理モデリング
研究室
自然科学研究科管理・共通棟
所属/前職
自然科学系(創生学部)

受験生へのメッセージ

あなたの未来を決めるのはあなた自身です。保護者ではありません。生物学的には、あなたはすでに大人です。子の親離れ、親の子離れ、どちらも必要です。自律している、もしくは自律したいと行動するあなたを歓迎します。乃木坂46の「何度目の青空か?」に「自律」と「創生」を加えて創生学部に来てください!

略歴

1974年生まれ。1996年東京水産大学水産学部卒、2000年に連合王国イースト・アングリア大学大学院環境科学研究科博士課程修了(2002年Ph.D.取得)。2001年イースト・アングリア大学大学院環境科学研究科研究員、2004年連合王国シェフィールド大学応用数学科研究員、2007年愛媛大学沿岸環境科学研究センター助教、2011年総合地球環境学研究所特任准教授、2016年新潟大学経営戦略本部教育戦略統括室特任准教授/総合地球環境学研究所客員准教授を経て2017年から現職。数理モデリング手法を駆使して異分野の研究者と学際研究に取り組み、さまざまな地球環境問題のステークホルダーと協働して超学際研究と「人間文化としての地球環境研究」を実践している。化学汚染の全球シミュレーションとリスク評価・不確実性解析を行なうかたわら、アプリ「環境観でつながる世界( Value-Action Net for Futurability)」を共同開発する。2013年に人間文化研究奨励賞を受賞。2014年9月からリバースプロジェクトの龜石太夏匡氏とともに「人類会議」を主催している。

関心のある教育研究開発テーマ

テーマ1
地球規模化学汚染の動態予測のモデリングと海棲哺乳類の大量へい死イベントの原因解明
テーマ2
地球環境課題解決に向けた「善意のシステム化」の考究と社会実装の可能性調査
テーマ3
SNS系アプリ「環境観でつながる世界」を用いた「集団的価値観」の評価と「集団的知性」の導出

研究キーワード

地球規模環境リスク
Global-scale environmental risk
数理統計モデリング
Mathematical/statistical modelling
化学汚染と環境訴訟
Chemical pollution and environmental lawsuits
アプリ「環境観でつながる世界」
App "Value-Action Net for Futurability"
人類会議
Humanity Colloquim

関連リンク

アプリ「環境観でつながる世界」
http://consilience-cyberspace.com
研究者情報
http://researchers.adm.niigata-u.ac.jp/html/200001066_ja.html
Twitter ID
@ItsukiCHandoh

関心のある課題

  • 地球環境課題全般、とくに化学汚染や気候変動
  • 環境リテラシーとリスク・コミュニケーション
  • 「善意のシステム化」の社会実装と人工知能の未来
  • 猫類との付き合い方
  • AKB48グループ方式と社会変革

学生時代からどのように課題発見・探求を続けてきましたか?
課題解決のためにどのようなアプローチをとりましたか?
どのような教育・研究をしてきましたか?

「機動戦士ガンダム」の世界観や1992年の地球サミットのセヴァン・スズキのスピーチに影響を受けつつ、地球環境問題に関する様々な課題に興味を持ちました。「生命と環境の共進化」という観点から、応用数学のアプローチで地質時代(白亜紀など)の物質循環や20~21世紀の気候変動および化学汚染のシミュレーション、エル・ニーニョ現象を含む気候モードが世界貿易に与える影響の解析などを実践してきました。こうした研究開発が課題解決につながると信じていたのですが、一方で「地球環境問題の根源は、人間文化の問題。ステークホルダーは人類全体」ということに気づき、様々な立場の人たちと協働するようになりました。課題解決のためのステークホルダーワークショップなど行う一方、可能な限り多くの人類の価値観を課題解決に反映したいと考え、不特定多数が参加できるSNS系アプリ「環境観でつながる世界」を共同開発しました。現在は、課題解決を支援する人工知能の開発や「善意のシステム化(参考: 福井晴敏著「人類資金」. 講談社文庫. 2013~2015年)」の研究にも着手しています。

創生学部の教員として挑戦したいこと

創生学部の仕組みはカレッジ制(個別指導(チュートリアル)やリテラシーを重視して、専門性を他学部で学ぶスタイル)そのもので、我々は日本の高等教育改革の最前線で教鞭をとることになります。課題解決型学習はこれからの社会転換に必要なもので、学生のソリューションラボでの研究開発活動(卒業研究)に向け、学生の課題設定とそれに対応するクラウドファンディングを行うなど、科学と社会の連携を推進します。学生主導の大学ベンチャーの支援を他学部の教員と行い、研究開発資金を獲得しつつ「行列のできる大学」や「会いに行ける研究者」のブランド化に挑戦したいです。

メッセージ

高校生の方

あなたの未来を決めるのはあなた自身です。保護者ではありません。生物学的には、あなたはすでに大人です。子の親離れ、親の子離れ、どちらも必要です。自律している、もしくは自律したいと行動するあなたを歓迎します。乃木坂46の「何度目の青空か?」に「自律」と「創生」を加えて創生学部に来てください!

大学生・大学院生の方

大学の研究資源を活用できていない学生が多くいます。他人の3割増しで速やかに行動し、常にスマートに、独自の人脈(ネットワーク)を創ることが大事です。今の自分の殻を破りたい学生を応援します。自分にある無限の可能性を信じて、志を持って高等教育を楽しんでください。留学希望者の相談も歓迎します。

卒業生の方

社会に影響力を持つ大学は、同窓会が大きな役割を果たします。学生時代に経験できなかった大学の利用方法も、今なら考えていることでしょう。大学とのコラボレーション、在校生へのアドバイスなど、いつでも歓迎いたします。私は(実質的に)単科大学の出身なので、新潟大学のような総合大学のキャンパスライフが新鮮です!

企業・研究者の方

共同研究の提案はいつもで歓迎いたします。私は「会いに来る研究者」です。こちらから「営業」にいくこともありますが、よろしくお願いいたします。創生学部は高等教育の新しいモデルです。競争的資金の獲得だけでなく、クラウドファンデイングによる共同研究も積極的に行う予定です。

地域の方

学生がお世話になっていることと思います。アルバイトや課外活動で学生が経験すること、大学では学べないことの一つです。地域は人材育成の要です。創生学部は、地域との連携も積極的に行います。地域社会の未来のためにも、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!