創生学部教育サポーターズを迎えた講演会
創生学部では11月1日から教育サポーターズを発足させ,初期メンバーとして6人に協力をお願いしています.教育サポーターズの活動内容は次のとおりです:
(1) 学生に対して社会人・職業人のロールモデルを提示し,学生がキャリアの見通しを得ることができる機会を提供すること
(2) 学生に対する目標達成に向けた課題設定の支援を通じて,学生の学修成果や問題意識の深化を促進すること
(3) (1)と(2)に目的とした講演会・発表会等に参加すること
今回は,2人の教育サポーターズを迎え,講演会を開催しました.
司会・進行: 創生学部1年 髙橋千鶴・佐藤望
13:00~ 開場
13:30~13:35 開会挨拶 鳴海敬倫(創生学部学部長・教授)
13:35~13:45 趣旨説明 中村隆志(創生学部担当教授)
13:45~13:50 ゲストスピーカーの紹介 半藤逸樹(創生学部担当准教授)
13:50~14:30 講演: ロボットいきもの工房TRYBOTS CEO 近藤那央 氏
14:30~15:10 講演: 株式会社ロストアンドファウンド取締役 覺張雄介 氏
15:10~15:30 休憩
15:30~16:45 パネルディスカッション(質疑応答含む)
16:45~16:55 まとめ
16:55~17:00 閉会の挨拶
教育サポーターズによる話題提供
ロボットいきもの工房TRYBOTS CEO 近藤那央さんと株式会社ロストアンドファウンド
取締役 覺張雄介さんにご講演いただきました.
近藤さんは,高校在籍中にペンギンロボットのチームを結成し,以来多方面で活躍している様子について話題提供してくれました.また,創生学部の学生のロールモデルとして,学生に対するキャリアパスについても様々な助言をいただきました.
(ロボットいきもの工房TRYBOTS CEO 近藤那央さんのご講演)
一方,覺張さんの講演は,これまで立ち上げた会社とそれを取り巻く環境の変化,御自身の価値観の変化が中心的な内容になりました.また,挑戦を続けることで,当初は困惑気味だった周囲の人々の理解を得られること,協力者が増えていく様子などについても語ってくれました.
(株式会社ロストアンドファウンド取締役 覺張雄介さんのご講演)
パネルディスカッションと意見交換会
会場との対話を促進するパネルディスカッションのモデレーターは創生学部担当の半藤逸樹准教授が務めました.
(覺張雄介さん(左),近藤那央さん(中央),半藤逸樹(右) ; 撮影: 創生学部1年 伊藤晟)
(質問に答える近藤那央さん(右)と傾聴する覺張雄介さん(左),撮影: 創生学部1年 伊藤晟)
これまでの創生学部の講義(フィールドスタディーズ)で行われた講演とは異なり,お二人は個人の活動を通じて社会人としてのロールモデルを示してくれました.MCを務めた創生学部の学生を含め,興奮気味に議論に参加する人もいました.
今後の展開
講演会終了後もネットワーキングに積極的な学生や一般参加者もおり,今後の連携関係に期待が持てました.近藤さんとTwitterでやり取りをしている学生もいます.社会課題解決のために企業を志す学生にとっては,創生学部の活動のなかでこれまで以上の刺激を受けた贅沢な時間だったようです.
(懇親会の後,新潟駅で近藤さんを見送る際に記念撮影)