創生学部卒業生が「ソリューションラボ」の研究成果を評価され、日本環境教育学会 第19回環境教育研究・実践奨励賞を受賞しました

令和4年度卒業生の尾辻朋音さん(北海道大学文学院)が,創生学部在学中に「ソリューションラボ」の一環として取り組んだ研究が評価され,日本環境教育学会 第19回環境教育研究・実践奨励賞を受賞しました.尾辻さん,おめでとうございます.

日本環境教育学会 第19回環境教育研究・実践奨励賞(若手研究奨励部門)
尾辻朋音(北海道大学大学院文学院/新潟大学創生学部 令和4年度卒業生)
「展示閲覧前の情報提供が水族館来訪者の行動や展示理解に及ぼす影響―信濃川の生物展示における検証―」

尾辻朋音さんのコメント
新潟市水族館マリンピア日本海「信濃川」の生物展示にて、口頭による説明あるいはチラシを用いた補足情報の提供が来館者の閲覧行動、展示への印象および知識理解度に及ぼす影響を調査しました.分野を横断した学びを提供する創生学部の「専門性」を懸念している方もいるでしょう. しかし、この学部の本質は、自ら組み立てた学びを軸に、「1つの課題を多角的に捉え、考察する力を養うこと」であり、創生学部の環境下でこそ本研究は成し遂げることができました. 今回の受賞が、次世代を担う創生学部の皆様を少しでも鼓舞できましたら幸いです. また、ご指導いただいた小路晋作先生と並川努先生に厚く御礼申し上げます.