「化学汚染に関するサイエンスコミュニケーションイベント」の続編として、2021年3月20日にYouTubeライブでサイエンスコミュニケーションイベントを開催しました。当イベントは、MATRIXラボ(主宰は創生学部担当半藤逸樹准教授)によるCERISIER-POPsプロジェクト(プロジェクトの紹介動画)の成果公開を兼ねた超学際研究活動の一部です。現・創生学部3年生の矢萩慧太さんがイベントディレクターを務めました。ポスターやYouTubeのサムネイルの制作は、前回のイベントと同様に現・創生学部3年生の西脇千珠さんが担当しました。
MATRIXラボは、《地球環境問題のステークホルダー(当事者、利害関係者)は人類全体》という考えに基づき、サイエンスコミュニケーションイベントを開催してきました。研究者が話題提供をした後にゲストと意見交換をする類のサイエンスコミュニケーションイベントと異なり、当イベントはゲストや事前登録者(134名)の疑問・質問を中心に構成しました。新型コロナウイルス感染症対策のためのロゴ入りマスクの選定、関係者との交渉、登壇者の事前打ち合わせなどは、MATRIXラボに出入りしている学生(注: MATRIXラボは学部・学科・研究科を問わず学生を受け入れています)が担当しました。
当日はお天気お姉さんとして活躍するウェザーニュースキャスターの高山奈々さん、女優、映画監督、脚本家と幅広く活躍する中神円さん(新潟大学PBLシアターPVにも出演中)を迎え、都内のバーをスタジオとして借り、YouTubeライブで「サイエンス・バー」を演出しました。新型コロナウイルス感染症対策のため、学生スタッフはリモートでイベントを運営しました。高山奈々さんからの質問には、現・新潟大学理学部4年生の吉田周平さんも回答者の一人として参加しました(吉田さんはCERISIER-POPsプロジェクトに参画する過程で研究能力を磨き、3年次にデータサイエンティスト育成シンポジウムで奨励賞を受賞しました)。
機材トラブルや地震が起こるなか、約2時間のライブ配信を行いました。イベント後の動画編集を学生スタッフが精力的に取り組み、以下にまとめました:
・【ダイジェストpart1】データが導くPOPs(ポップス)な科学!? ~予測と予報~
・【ダイジェストpart2】データが導くPOPs(ポップス)な科学!? ~予測と予報~
・【ダイジェストpart3】データが導くPOPs(ポップス)な科学!? ~予測と予報~
また、当日に取り上げることのできなかった質問についても回答しています。是非ご覧ください。