准教授 堀籠崇Takashi HORIGOME

リテラシー学修主担当

専門分野
経営学
研究室
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所属/前職
人文社会・教育科学系(創生学部)

略歴

2001年立命館大学経済学部卒、2009年東北大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士(経営学)取得)。2009年東北大学大学院経済学研究科博士研究員、2011年同研究戦略推進センタープロジェクト研究員、2014年青森大学経営学部准教授を経て、2017年から現職。制度論的アプローチによる日本の医療システムの特質とその形成過程に関する研究のほか、日本の医療提供主体の中核的存在である医療法人におけるガバナンスの問題、各自治体の医療政策の相違と病院経営の実態との関係性に関する研究に従事している。現在はこれまでの研究関心を拡大し、企業におけるデータ開放事例をヒントとした、わが国の医療データ公開における課題、地域創生も視野に入れた、企業におけるデータ開放の意義と企業価値創造への循環に関する研究にも着手している。

関心のある教育研究開発テーマ

テーマ1
地域包括ケアシステムの展開と新たな病院ガバナンスの可能性に関する研究
テーマ2
日本型医療システムの形成に関する、制度論的アプローチ研究
テーマ3
地域創生も視野に入れた、企業におけるデータ開放の意義と企業価値への循環に関する研究

研究キーワード

医療法人ガバナンス
Medical Corporation Governance
オープンデータ
Open Data
企業価値創造
Creation of Corporate Value

関心のある課題

  • 医療法人ガバナンスモデル
  • 効率性と公平性を両立し得る医療システム
  • 地域包括ケアシステムの課題と展望
  • 地域創生と自己創生
  • 飲みニケーションが組織にもたらす効果

学生時代からどのように課題発見・探求を続けてきましたか?
課題解決のためにどのようなアプローチをとりましたか?
どのような教育・研究をしてきましたか?

学生時代は、講義をさぼって遊んでばかりいましたが、心の奥にはいつも将来に対する漠然とした不安がありました。今思えばそれは、社会に出てから自分はきちんと暮らしていけるのか、いつか自分も死んでしまうことへの恐怖など、個人の力で解決することは困難な問題だったのかもしれません。そうした不安から人々を守るあるいは支援する仕組みとしての、社会保障や医療の問題に興味・関心を持つようになり、「効率性と公平性の両立」という視点から日本の医療システムの問題点について研究してきました。医療は「命」を扱うものとして、その特殊性に目がいきがちです。しかし、顧客に対するサービスの提供によって生み出される収入とそれにともなう支出との調和を図り資本を形成するという点からすれば、病院を一産業事業体として把握し、その経営について何らかの普遍性を見出すことも可能ではないかと考えるに至りました。特に個人としての医師の限定合理的な意思決定(人間の限界)を補正する仕組みとしての可能性を病院ガバナンスに求め、現在の研究に至っています。

創生学部の教員として挑戦したいこと

これまでにも、学外の企業や団体と協働で、学生の新たなビジネスアイデアの作成、ビジネスプランコンテストへの挑戦などを支援してきました。今後も様々な方々との出会いと交流の中から、地域の課題を身をもって体感し、それを強みに変えていくアイデアの創出や、新しい価値へと結び付けていく活動に取り組んでいきたいと思っています。それがビジネスに結びつくかはわかりませんし、はたから見れば悪ふざけの自己満足に見えるかもしれません。しかし、そこに価値を感じてくれる人がいて、自分も楽しいと思えることであれば、学生の皆さんとともに、とことん追求してみたいと思っています。

メッセージ

高校生の方

高校生の皆さんは、自分は何者なのか?将来の夢は?など、多くの「?」を抱えていると思います。大学はそうした「?」を「!」に変えていくための場だと思います。ぜひ創生学部に来て、自分の「?」にしたがって、様々なことにチャレンジし、より多くの「!」を見つけて下さい。

大学生・大学院生の方

大学での学びは与えられるものではなく、自ら探し出すもの(創り出すもの)です。それは社会に出てからの「仕事」と同じです。自分の現在の姿と将来のビジョンとのギャップを客観的に捉え、それを埋める戦略思考を持って、主体的に大学生活を楽しんでください。私たちは自ら学ぶ学生を全力で応援します。

企業・研究者の方

学問としての研究にも大きな意義がありますが、より良い社会を作り出すためのツールとしての研究への期待と要請が強まっているのも事実です。私たち大学の側からお願いすることも多々あるかと思いますが、宜しくお願いいたします。またご意見、ご要望、ご提案等がございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

地域の方

今後の大学に求められているのは、地域社会に貢献する人材の育成と研究であると認識しています。創生学部では、地域をフィールドとして、大学の枠を超えた教育・研究を展開する予定です。地域の皆様のご協力とご支援のほどよろしくお願いいたします。