こんにちはー。
基礎ゼミⅡを見てみよう(1)に引き続き、基礎ゼミⅡの紹介をしていきます。
21世紀はどんな世界になるのか?
わたしは、佐藤靖先生担当の基礎ゼミⅡにおいて、『21世紀はどんな世界になるのか―国際情勢、科学技術、社会の「未来」を予測する』(眞淳平著,岩波ジュニア新書)という本を使った授業に参加しています。
授業のすすめ方は、”各回で決まっている指定のテーマを担当する学生が、該当部分について背景の説明や内容に関する批判、補足情報の提供などの発表を行い、議論を主導する”というものです。
今回は私の担当部分「情報セキュリティ、無人機、ロボット兵器」という内容で、『AIの衝撃―人工知能は人類の敵か』(小林雅一著,講談社現代新書)という本の関連部分も読み、話題を共有するという課題でした。
理想は、質問が多く、活発な議論が行われることなのですが……
(私の発表終わる)……皆、無言。資料や、本をじっと見る。
ショックでしたー。これは一番避けなきゃいけない事態だったのに(ノД`)・゜・。
<原因は?>
①論点を提示できなかった。
→内容の要約や補足、資料をまとめるのに時間を取られ、批判部分や、論点をまとめられなかった。
➁発表者以外が、内容についてあまり情報を集めてこなかった。
→知らないことが多く、議論に至れなかった。
③資料の構成
→書いてあることを読むだけではつまらないので、資料の補足情報は大体口頭で話したが、少し多かったようである。
あまりにも話が進まない(大ダメージから立ち直れないゆっぴー)ので、佐藤先生から、「発表に関する質問から議論を広げるとよい」と助言をいただき、なんとか少しずつ、会話が続くように。
質問も出てきました。一部紹介します。
「AIの衝撃」において、「従業員にセンサーをつけ、労働態度をモニタリングしてAIに解析させ、業績アップにつなげる動きが広がっているが、一方で従業員のプライバシー侵害、ストレスにつながっている。そういった問題にどう対処すべきか」という章における、
『雇用者側では「全体の作業効率を上げることに利用する」と言いつつ、モニタリングの実態は個々の従業員の監視だった。作業効率が悪いと判断された者は減給された。トイレに行く回数の計測を嫌がって拒否した者も減給となった。センサーによる監視は従業員に大きなストレスを与えることになった。』という例。
出てきた質問:作業効率は結局どうなったのか?
確かに、結局作業効率がどうなったかということについては触れられていません。これを調べておかなかったのは自分の失態なのですが、ゆっぴーは感動してしまいました。
次回はテロと科学技術、地球温暖化という内容で議論する予定です。
今回の授業の反省点は、発表者の論の隙をついて指摘することがあまりできなかった、内容についての批判が不十分だった、という部分があるので、次回では今回できなかった部分を少しでもできるようにしていきたいです(/・ω・)/!