高校生に授業をしてきました!

こんにちは!創生学部2年の山士家未裕です。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。高校生は夏休みが終わってから2・3週間たち、学校へ行く毎日にまた慣れてきたころかと思います。
大学生は夏休みも残すところ2週間程ではないでしょうか。有意義にすごしていきたいですね♪

さて今回は、「地域・国際交流A」という授業について紹介します!

地域・国際交流Aとは?

地域・国際交流Aとは、創生学部で開講されている集中講義です。集中講義とは簡単に言うと、夏休みや休日などに不規則に行われる講義のことです。履修者は主に創生学部の2・3年生で、今年は2グループに分かれて活動を行っています。私たちのグループは、3年生が2人と2年生が4人の6人で、活動を行っています。

内容としては、小学校・中学校・高校などに出向き、異文化理解・多文化共生などをテーマとした授業を行うというものです。ここまで、「授業を行う」という表現を使ってきましたが、実際はグループワークを行ったり、クイズに答えてもらったりして、一方的に授業を行うというよりは一緒に考えていくという感じになります!

私たちは今回、異文化理解・多文化共生という大きなテーマから、「やさしい日本語」という問題に焦点をあてました。やさしい日本語とは、普通の日本語よりも簡単で外国人もわかりやすい日本語のことで、地震などの災害が起こった時に有効な言葉です。阪神淡路大震災で日本語が理解できずに苦しんだ外国の方が多かったという背景から、その解決法策として考えられてきました。

ドキドキ!高校生との交流★

私たちが今回伺ったのは、新潟県立五泉高等学校です。五泉高校の1年4組・5組の皆さんと一緒にやさしい日本語について考えてきました!

約80名ほどの前で授業をするということで、「緊張しそうだな…」「うまくできるかな…」、「ちゃんと聞いてもらえるかな…」など、最初は楽しみな気持ちより不安な気持ちのほうが大きかったのですが、皆さんとても真剣に聞いてくださり、安心して進めることが出来ました。こちらが質問した際も積極的に答えてくれる生徒さんが多く、またグループワークの際にはみんなで話し合って考えている様子が見られて、とても嬉しかったです。

皆さん真剣に聞いてくれています。(写真は掲載許可済みです)

授業の終盤に今日の感想を聞いてみたところ、「外国人と話すときは『英語』というイメージが強かったが、実際日本にいる外国人は英語より日本語の方が理解できるということを知り、驚いた。もし外国の方に話しかけられたときは、やさしい日本語を使っていきたい。」といった感想を話してくれました。

私たちがこの授業を通して伝えたかったことが伝わっているような気がして、とても嬉しく感じました!

最後に

いかがだったでしょうか?
少しでも授業の様子が伝わっていたら嬉しいです!

ここで少し活動を振り返ってみたいと思います(^^♪
人に話すためにはまず自分が理解していないといけませんよね。なのでやさしい日本語についての理解を深めるところから始ました。その後、授業の構成を考えたり、実際に外国の方の声を聞いてみようということで新潟大学に来ている留学生にインタビューを行ったりするなど、様々な準備をしてきました。個人的に1番大変だったのはインタビュー動画の編集です。動画を編集するのは初めてだったので、決して出来が良かったわけではありませんが、チャレンジできてよかったと思います!

また、実際に中学生や高校生の授業の時間をいただき、一緒に何かを考えられるような機会や、中学生・高校生のまえで話す機会もなかなかないと思うので、新鮮で楽しかったです♪

次は中学校へ伺い、中学1年生とやさしい日本語について一緒に考えます。
中学生にとって印象に残る時間になるよう、次回も頑張りたいです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました☺

山士家未裕