新潟大学訪中団での学び

こんにちは!創生学部1年の島田凛々子です。
後期が始まってもう1ヶ月が経とうとしています。
新潟は肌寒くなってきて、朝と夜の冷え込みには耐えられません…。

今回の記事は、地域・国際交流Bについてです。
私は、夏休み期間中の9月20日~24日に、集中講義で中国に行ってきました!

地域・国際交流Bについて

私が参加した集中講義は、創生学部で開講されている地域・国際交流B。以前に投稿した地域・国際交流Aとは異なり、実際に海外に行って交流するというものです。ここでのポイントは、海外の大学等と交流する機会を学生自身がコーディネートすることです。向こうの先生方と連絡を取りながら、交流会で何をするのかということや、飛行機代や現地でかかるお金の予算まで、全て学生たちで考えます。出発する直前まで、みんな準備に追われていました…。

スケジュールとしては、19日に名古屋空港で前泊し、20日に中国・珠海へ移動。22日に広州へ移動し、24日に帰国、という流れでした。珠海では北京師範大学珠海分校を、広州では南澳実験学校(小学校)を訪れました。今回は、この2つの学校で行った交流会について詳しく紹介していきます。

ついに中国へ!!

21日は北京師範大学・珠海分校の学生たちの前で、日本の地域の食文化についてプレゼンを行いました。北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄とそれぞれの気候と食べ物の紹介をしていきました。みんな頷きながら真剣に話を聞いてくれました。プレゼンの後は、日本の郷土料理がどの地域にあてはまるのかのクイズを行いました。プレゼンでの内容がかなりヒントになる形になっています。私たちでもわからない問題もあったり…(^^;)学生たちとも打ち解けることができ、楽しい時間を過ごすことができました。

班ごとにクイズについて論議中…(撮影許可済み)

23日は南澳実験学校へ行き、クラスで日本と中国の食文化の違いについてプレゼンを行いました。日本の小学校の給食について、中国で今注目されている食品ロスの問題と絡めて紹介したり、新潟についての説明だったり、中国と日本の箸の長さの違いだったり…。お弁当ばこの歌も披露しました。プレゼンのあとは、実際に小学校の給食を食べるという体験もしました。

お弁当ばこの歌を披露中(掲載許可済み)

訪中で学んだこと

私がこの訪中で学んだことは、まず文化の違いです。話されている言語も違えば、気候も全く違う。(毎日ひりひりするほど暑くて乾燥していました。)食べ物や建物、町の雰囲気も日本とはまるで異なり、自分は異国にいるのだなと強く実感しました。

驚いたことは、中国と日本では、同じ漢字なのに意味が異なるものがあるということ。例えば手紙はトイレットペーパーのことであったり、勉強は無理、という意味であったり。自分の常識がどんどん覆っていくのに驚くとともに、新しいことが知れてワクワクする気持ちもありました。さらに中国ではキャッシュレスが進んでおり、お釣りが出せないため現金支払いを断られることもしばしば。日本ではまだありえないことなので面喰いました。こうした違いは、日本にいたら感じることのできなかったこと。海外に行って初めて知ることもたくさんあるのだなと実感しました。

また、もっと言語を学びたいという気持ちが大きくなりました。交流した学生のみんなは日本語専攻のため、会話もほぼ日本語でした。向こうの先生とお話しするときは通訳の人を介していました。自分が中国語を話せていたら、もっとお話ができていたのにな…。通訳してもらうのではなく、自分の気持ちは自分で伝えたいな…、と強く思うようになりました。

これから

帰国した今、私は言語を学ぼうと燃えています。
早速発音練習をしたり、洋楽を聞いたりしています。身近なことから日々コツコツ続けていこうと思います。留学もしたいなと考えるようになりました。この地域・国際交流Bは、本当に良い経験となりました。自分の目指す方向が少し定まった気がします。後期もこのエンジンがかかった気持ちをさらに盛り上げて勉強に励んでいこうと思います。

それでは、次の投稿をお楽しみに!
島田凛々子