プロジェクトゼミのある日

こんにちは~~!3年の稲垣実優です。
5月に入り、晴れの日が増えましたね。最近はお昼寝していることが増えました( ˘ω˘)スヤァ

あと、個人的に五月病になりたくないので最近は趣味の映画を沢山見ています。
日々の癒しですね。
私はハッピーな気持ちになれる映画が好きなのでこれで5月を乗り切りたいと思います!

プロジェクトゼミとは

今回はプロジェクトゼミについて簡単にご紹介します。

プロジェクトゼミでは1,2年次に学修した知識・見識を動員し,4年次に行うソリューションラボで取り組むことになる課題の絞り込みを主に行います。

課題の把握や整理のプロセスに重点を置き、文献の講読等を中心にした演習形式で学修を進め、複数のテーマについての報告と、その内容に関する議論を繰り返すことで、自分が関心を持つ課題に関する理解を深めて行きます。(参照:新潟大学シラバス)

ゼミは先生一人に学生数名で構成され、大体このメンバーで2年間活動していきます。

「ゼミ選び大変そう~><」という人もいるかもしれませんが……!
ゼミの先生は1,2年次の基礎ゼミでお世話になったリテラシー担当教員なので、各先生がどのような分野が得意なのか、どのような人なのかが分かっているので、”ゼミ”のイメージが分からない人も自分の行きたいゼミを考えやすいと思います!

ゼミの様子

実際にゼミを1か月と少し経験してみてどのようなものなのか分かってきたので、ここからは私の所属しているゼミについて紹介します!
(ゼミ毎に活動内容が異なるので、あくまで一つの例です。他のゼミの様子も気になりますね!)

 

私は渡邊ゼミに所属しています!
渡邊先生は以前このブログでインタビューさせていただきました。
その時の記事はコチラ

渡邊ゼミでは「生涯学習」「歴史」「女性の社会進出」「子育て」「エンターテインメント」などなど、多岐にわたるキーワードに興味を持った学生が集まりました。

私は社会地域・文化学パッケージなのですが、他には歴史や言語、法学や農学のパッケージを選択した人がおり、学問分野の広い創生学部ならではの様々な意見を聞くことができます!

 

渡邊ゼミでは教科書を用いて進めています。
大体の流れは、事前に教科書を読んできて、当日にみんなで意見や疑問を持ち寄り議論となっています。
その際、先生が疑問に答えたり、話し合いを導いてくれたりするので今のところ議論はスムーズにいっています。

現在までにゼミで取り扱った内容は、生涯学習が必要だと認識しているのになぜ実践までたどり着かないのか、日本における従来の教育との違いなど、生涯学習についての基礎的な知識の部分でした。来週から2章に入るので気合入れて頑張ります(`・ω・´)

私が作成したなぜかゴシック体のレジュメと使用している教科書(渡邊洋子『生涯学習時代の成人教育学 学習者支援へのアドヴォカシ―』明石書店、2018)※掲載許可済み

 

 

 

そして、なんとゼミでは討論以外にもやることがあるのです……!
ゼミではすべて自分たちで運営するので、講義と違い討論以外のやることがたくさんあります。

私たちのゼミでは
・ゼミ演習班:事前にレジュメの印刷や進捗状況確認などのゼミの準備
・日程調整班:ゼミを行う日やその他活動の日程調整
・ゼミ活動班:ゼミ費の管理や合宿や交流会、イベントの計画
の三つに分担されています!!

私はゼミ活動班なので、活動班の仕事内容を紹介します!

え~先日、ゼミでなんと、、、
「映画観賞会」をしました~~~!!!

映画観賞会の目的は、映画を素材に人が生きること、学ぶこと、関わることなどを自由に考え、意見交換し、考えや思いを掘り下げるというものです。

みんなに見たい映画を挙げてもらい、投票やあみだくじをした結果、今回は
『万引き家族』(是枝裕和 監督,2018,Shoplifters)を見ることになりました!

貧しい家族が主役で、
万引きで生活を賄っていたが、ある事件をきっかけに家族がバラバラになり、それぞれが抱える秘密や思いが明らかになっていく──。
というのがおおまかなストーリーです。

鑑賞中。この時はまだ誰も内容を知らなかった…… ※掲載許可済み

映画を見終わった後、ゼミのメンバーは衝撃のあまり声が出ませんでした……
が、なんとかその後感想を言い合い、自分の観点やシーンの意味などを話し合いました。

私が印象に残ったところは、万引きを罪悪感無く行っていた男の子がある日妹に万引きさせたシーンで、駄菓子屋のおじいさんがお菓子を兄にあげながら「妹にはさせるなよ。」とだけ言ったところです。
おじいさんが赤の他人の子どもの家庭環境を察して今まで万引きを黙認していたことや、その後の叱り方がおじいさんの優しさを表しており、また、この兄弟は学校にも行っていないため、家族以外でこの子達を見守ってくれる人が一人でもいたということに嬉しく思いました。
これが男の子が成長するきっかけになり、これ以降男の子は万引きに疑問を持ち、最後には大きな行動に出ました。このシーンは一番心に残っています。

その他にも、犯罪をしてしまうまたはせざるを得ない状況について、登場人物の心情や描かれていない部分の考察など、たくさん意見が出ました。

最初に言った通り私はハッピーな映画が好きなので、人間ドラマ系の映画はあまり普段見ないのですが、この機会に見ることができたので良かったです。
沢山考えさせられるものがあり、この映画をきっかけに研究テーマについてもっといろんな視点から考えたいと改めて思いました。

 

 

このように、ゼミでは多分皆さんの思っているより幅広い活動ができます!
今回は渡邊ゼミでしたが、他のゼミに行けば全然違う進め方をしていると思います。

皆さんはどのようなゼミに入るのでしょうか……楽しみですね!
プロジェクトゼミについての記事も書いていくと思うので、要チェックです☆

それでは~!

 

稲垣実優